上益城消防本部 ポンプ車
上益城消防本部 ポンプ車
先日に引き続き上益城消防の車両を紹介!
ベース車:日野 デュトロ
艤装:日本機械工業
種別:消防ポンプ自動車CD‐Ⅰ型(800ℓ水槽)
トヨタデュトロをベースに日本機械工業が艤装。日本機械工業は本社工場を東京八王子に置いている。
消防業界では名の知られた会社だ。
この車両で真っ先に目につくのは奇抜なデザイン。上益城消防本部の所在する上益城郡には、御船層群と呼ばれる白亜紀後期に形成された地層がある。この地層からは多数の恐竜化石が発見される。
このことにちなみ、恐竜(ティラノザウルス?)のデザインが採用されている。派手なデザインながらまとまりもあり、推していきたい一台だ。
フロントにはウインチを装備。ポンプ車の小柄な車体を生かし、山岳部などの狭小路でも活動が可能だ。
車内には800ℓ水槽を搭載。後部あおり部は角が立っておりかっこいい。ルーフにはナイトスキャンを装備し、夜間の活動に貢献している。リアタイヤハウス部には耐荷重200㎏シャックルとステップを設けている。タンク車同様に補助赤色灯と作業灯にはガードを取り付けている。
訪問した際は偶然にも山都消防署に蘇陽出張所の二台が事務連絡に来ていたため撮影することができた。
非常に魅力のある車両ばかりの上益城消防本部。今後の配備車両も気になるところだ。